多くのファンが出来たのも
鬼滅の刃で出てくるキャラクター達の努力、そして、人生の成り立ちだと思います。

悲しい過去や夢など
そして、多くのキャラクターの最後は多くの物がつまっていたと思います。

今回はそれをご紹介していきましょう。

鬼殺隊の中で最もくらいの高い9名の剣士

その名は柱

現在登場している
「蟲柱」「炎柱」「恋柱」「音柱」「霞柱」「蛇柱」「岩柱」「風柱」たちは皆、辛い過去が強さたる所以になっています。

そして、柱たちの過去を深く見ていくと
作中では明かされていないエピソードが見え隠れしてくるのです！！

「蟲柱」胡蝶 しのぶ

・蟲柱の二つ名を持ち蝶屋敷を統括する胡蝶しのぶ

そんな、
しのぶの過去は
鬼への憎悪と姉(カナエ)の夢に挟まれた物でした。

しのぶと姉(カナエ)は
幼少期に両親を鬼に殺されてしまう。

寸前の所を悲鳴嶼に助けられます。

そして、
しのぶとカナエは共に最終選抜を突破して鬼殺隊に入隊

その後、
しのぶは姉の夢に悩まされることに…

優しい姉のカナエは
両親を殺されているが
鬼と仲良くできるという考えを持っていました。

しかし、
姉の死

上弦ノ弐 童磨の手に落ちて
カナエはしのぶの前で死んでしまいます。

姉の遺言
「しのぶ…鬼殺隊を辞めなさい」

カナエが残した言葉はしのぶの将来を案じ普通の人として生きてほしい姉の願いでした。

しかし、
しのぶは鬼に強い憎悪を抱くようになり、鬼殺隊を辞めず柱まで上り詰めました。

「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに」28話

カナエの夢「鬼と仲良くする夢」を叶える事を決心しおり

その、相反する二つの想いに挟まれ苦しんでいました

しのぶが笑顔を絶やさないのは
姉がしのぶの笑顔を好きだと言ってくれたと言う理由で

形だけでも姉の意思を次ぎたかったのではと考えます。

実はこうした過去は
胡蝶しのぶと言う名前にも表されています。

胡蝶しのぶはなぜ
しのぶと言う名前なのか？

しのぶの意味
忍ぶ→我慢する

偲ぶ→過去の人を思う

と言う二つの意味があり
まるで亡くなった姉をしのぶと言うようにも捉えられます。

つまり、
自分の気持ちを忍び…
亡くなった姉を偲びながら生きていると言う作者の意味合いがあったのではないでしょうか？

「炎柱」煉獄 杏寿郎

・名門 煉獄家の長男として生まれ元柱の父を持ち

幼少期から鍛練に励んできた
煉獄 杏寿郎！！

そんな、
煉獄 杏寿郎の過去は母との約束に尽きます。

猗窩座戦で明かされた過去によると…

幼い頃に母親から
このように教えてられています。

「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」64話

杏寿郎は返事をすると
母から強く抱きしめられました。

「私はもう長く生きていられません…強く優しい子の母になれて幸せでした」64話

杏寿郎は母の言葉を支えに戦っていました。

そして、
第66話で最後を迎えた杏寿郎は死の間際で母と再会します。

「母上…俺はちゃんとやれただろうか…

やるべきこと果たすべきことを全うできましたか？」

「立派にできましたよ…」

弱きものを守ると言う母との約束を全うし杏寿郎は天に召されました。

では、なぜ
母は鬼への復習ではなく！

弱き人を助けなさいと教えたのか？

それは過去の炎柱の言動に秘密があるのです！！

・継国縁壱がうたを看取った時…炎柱は縁壱に救い船を出すようにうたを弔うように促し鬼殺隊に誘いました。

そのご、
縁壱が鬼殺隊から追放されたときも一人だけ助けた柱は炎柱でした。

そして、
煉獄の父です！！

幼い頃に蛇鬼に殺されそうになった伊黒を助け
最終決戦ではお館様を守る

煉獄の父の言葉はこう言っています。

「年端もゆかぬ子供たちがこれほど我が身を奮い立たてているのだ

私も杏寿郎同様 煉獄家の名に恥じぬよう命を賭してお守りする」第147 話

煉獄家に生を持つ意味…

それは全ての元凶 無残を倒すだけではなく…

炎柱は弱き人々を守るのか使命なのです！！

母は杏寿郎に炎柱の使命を伝えたかったのではないのでしょうか？

「音柱」宇髄天元

・三人の妻を粗末に扱うことはなく命の順序を決めている宇髄天元！！

そんな、
宇髄天元の過去は葛藤の連続でした！

宇随は幼少時代
大正時代には既に滅びかけていた忍者の頭領になるべく育てられました。

しかし、
一族が衰退していくあせりから
父親は厳しい訓練を課していき

天元が15 才になるまでに
９人の兄妹の内７人を失ったことにより父親への疑問が積もりました。

さらに
唯一生き残った弟が親父の生き写しとなり

弟については
こう語っています。

「弟は親父の複写だ」第87話

「俺はあんな人間になりたくない」第87話

そんな疑問を感じた天元は
三人のクノイチと抜け忍となり、鬼殺隊に身を寄せるます。

そんな葛藤を持った天元はお館
様の言葉に救われます。

「葛藤を抱えながら日とを守るために戦ってくれてありがとう」

お館様の言葉に天元は感謝します。

なぜ、天元だけ
お館様に敬意を表す描写があったのでしょうか？

天元は父から一度も愛情を感じたことはなく、父親に強い疑問を持っていました。

なぜ、父親なのか？

父親のあり方に強い疑問をもっていたからこそ

そんな葛藤を受け入れてくれて
隊士を子供たちと呼ぶお館様に敬意を表したのです！！

宇髄天元はお館様を誰よりも父親として見ていたのかも知れませんね?

いかがだったでしょうか？
次回は残りの柱について語っていきたいと思います。