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大人に絶大の人気!あの!あだち充作品

こんにちは

この間、お仕事の休憩時間に
あだち充作品の新作「MIX」を読んでいたときに会社の人に声をかけられたことがあります。

そのときに進められたのが
あだち充さんの代表作
「タッチ」でした。

そこで、
実際に読んで感じたタッチの魅力について話そうと思います。

コミックスの累計発行部数は1億部を超え、アニメ化はもちろん!

実写化もされ、当時では
伝説的作品であるため、知らない人はほとんどいないと思う。

そんな『タッチ』だが、単なる野球漫画だと思っていないだろうか?

実はただの「スポーツ漫画の」ではないんです!

タッチ=野球と言うように
あまりにも野球のイメージが強すぎるこの作品だが、意外と野球の要素はそこまで濃くないと私は読んでみて感じました。

ルールを全く知らなくても楽しめるし、どちらかと言えば野球よりも、主人公の達也と、彼を取り巻く人たちの成長や心の変化にフォーカスを当てているので野球を知らなくても楽しめる作品となっています。

一番印象に残っている場面

 

たとえば、主人公・上杉達也の双子の弟・和也が死んだときの場面です。

登場人物たちの感情が最も高ぶるべき前半最大の山場であるが…

達也が部屋で普段聞かないクラシックを大音量でかけながら泣くシーンと…

浅倉南が電車の通過するガードレール下で泣くシーン。

両方とも、独白は全くない。
ただ、大声で泣いているらしい絵が描いてあるだけなのである。

しかし、だからこそ、二人の哀しみの深さや、死者をはさんだ三角関係に対する複雑な思いがくっきりと浮かび上がり、読者の胸を打たずにはいられないこのシーンが私にはとても心に残っています。

主人公の努力
やはり、野球マンガであるからこそ主人公が努力している描写もしっかり描かれています。

例えば
基礎体力は無理矢理入れられたボクシング部でボコボコにされながら身に付けたものだったし

野球部に入ってからは、
野球部に恨みを持つ鬼監督・
柏葉英二郎に異常なスパルタ訓練を強いられています。

このハードな境遇を越えて才能を開花させた天才だったからこそ、読者は上杉達也への共感を失わずに済むのだろうと私は思います。

どうぞ、気になった方は
あだち充の「タッチ」や
いまだに連載している作品「Mix」など読んでみてはいかがでしょうか?

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