衛生環境を保つために掃除方法が大切な理由
衛生環境を保つために掃除方法が大切な理由
こんばんは
(そうじやたぬき)です。
「ウイルスやホコリがテーブルに残存」
ウイルスの感染経路には接触感染があります。そのためテーブルなど人の手に触れる機会が多い共用部分は念入りに清掃する必要があるのです。マスクの着用が日常化したとはいえ、備品の衛生管理は欠かせないでしょう。
「靴底のウイルスやホコリが床に付着」
靴底についたウイルスやホコリが床にたまることは問題です。
なぜならば感染症や風邪等の健康被害に繋がる可能性があるからです。
このような事態を未然に防ぐため、最近では施設の出入り口に除菌マットが置かれる機会が増えてきました。これにより感染リスク低下が見込めますが、それでも病原菌はあらゆる場所に潜んでいます。
床やテーブルなどの正しい「拭き方」
床やテーブルの掃除は拭き方が大切です。
床は掃除機だけで十分と思われるかもしれませんが、掃除機では頑固な汚れは落ちません。
またテーブルは床に比べると手間はかかりませんが、ウイルス対策などは重要なので、最低限必要な作業だけ紹介します。
【床の拭き方】
まずはフローリングなど拭き掃除が可能な床を対象として、正しい拭き方を解説します。フローリングは掃除しやすい一方で、汚れが目立ちやすく、掃除機だけで対処できない汚れも付着します。そこで必要なのがモップと雑巾です。
モップを使った床掃除
モップの使用方法におけるポイントは、目的に応じてモップの種類を使い分けることです。同じモップでも形状から用途、手入れのしやすさまで様々だからです。基本的には以下の3つに分類されます。
1.水拭きモップ
水拭き等に適したモップです。モップ糸を左右に動かしなら、一直線に後ろに下がるように拭きます。
2.化学モップ
吸着剤を含んだモップで、ホコリ取りに最適です。
3.ペーパーモップ
モップの先にペーパーをつけるタイプです。チリやホコリを吸着する乾拭き用が主流です。
雑巾を使った床掃除
雑巾にもモップと同じように用途に応じた種類があり、それぞれに適した拭き方があります。加えて、雑巾の種類によって取りやすい汚れがあるので、床の状態を確認した上で使い分けてみてください。
1.綿雑巾
古くから使われる一般的な雑巾で、乾拭きや水拭き、洗剤拭きなど活用方法が多様です。水拭きの際は一定方向に進めると、拭きムラをなくせます。
2.化学雑巾
薬剤を含んだ吸着性がある雑巾で、ホコリの除去に適しています。S字を描くようにして軽い力で拭き取るのがコツです。
3.マイクロファイバークロス
極細の繊維を使用した雑巾です。こびりついた汚れなどを効果的に除去します。
窓ふきの手順
1.雑巾で水拭き
雑巾に水を含ませ、軽く絞ります(水道水も良いですが、綺麗な仕上がりにはアルカリ電解水がおすすめです)。水拭きは上の左角か右角からスタートし、「コ」の字にスライドさせます。左右の端まで拭いたら少し下げて往復しましょう。
※窓の位置が高い場合は、高所清掃用の「ウォッシャー」を使いましょう。
2.水切り(スクイジー)を使う
窓の最上部にスクイジーのゴムを当て、垂直に拭き下ろすことを繰り返します。注意点として、窓の下の方は後でまとめて拭くので、10センチ位残してください。また隣の拭き後と5センチほど重ねて拭き下ろすと、筋がなく綺麗になります。拭き下ろし終わったら、スクイジーのゴム部分を柄から外し、残った下の10センチの部分を左右に拭いてください。最後に左右下のコーナー部分を弧を描くように拭き下ろしたら完了です。
※ウォッシャーとスクイジーが一体となった窓ワイパーもあります。
3.乾拭きする
繊維が細かいマイクロファイバークロスを使うと、拭きムラなく仕上げることが可能です。
清掃することで気持ちもきれいになります。
是非、参考にしてみてください。
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