工場の鳩はエアガンでは追い出せない！

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工場や倉庫に集まる鳩を、エアガンで手早く簡単に追い出したい！でも、効果はあるんだろうか？と悩んでいませんか？
玩具店やネットショップで誰でも購入できるエアガンは、鳥対策にも有効と思われがちです。威嚇射撃だけで鳥を追い出すことができる上、子ども同士の遊びに使える「おもちゃ」ですから工場内でも気軽に使えそうですよね。
ですが、鳩を工場から追い出すためにエアガンを使うのは、おすすめできない方法の1つ！
なぜなら、法律違反と紙一重である上に「工場から鳩がいなくなる」ことを目的とした場合、それほど効果がないからです。
この記事では、工場の鳩対策としてエアガンをおすすめできない理由と、それよりも効果が高い方法をお伝えします。

工場の鳩対策にエアガンを使うデメリット

鳩を駆除する方法として、エアガンはもっともおすすめできません。
その理由は、メリットよりもデメリットが断然多いからです。いわば「ハイリスク・ローリターン」といえるでしょう。

鳩に命中する可能性がある

威嚇射撃のつもりでも、鳩に向かってエアガンを発砲した場合、万が一にも当ててしまう危険があります。
怪我をさせてしまったり、最悪の場合は死なせてしまったりすると、後が大変です。
鳩は、見た目やイメージよりもずっと危険な鳥です。あらゆる場所であらゆるエサを食べる鳩の身体にはノミやダニが住み着いていますし、糞にはさまざまな病原体が含まれています。
また、鳩をはじめとした野鳥を傷つけることは鳥獣保護法違反になり、罰則を科せられます。
エアガンが当たって鳩が床に落ちてくることは、工場内で働く人にとって、あらゆる意味で脅威です！

商品や備品が破損する危険がある

玩具の銃とはいえ、品物によってはスチール缶などを凹ませる威力があります。
どれだけ注意をして、物のない方向に向けてエアガンを撃ったとしても、工場という建物内のことですから、何に当たってしまうかわかりません。
大事な商品や備品、仕事道具、建物を鳩から守るためにエアガンを使い、逆に何かを壊してしまうのでは意味がありませんよね。
ましてや、工場内の鳩ではなく人に当たってしまう危険もあるので、屋内でエアガンを使うことはやめましょう。

鳥獣保護法とはどんな法律？

工場に集まる鳩に迷惑しているのに、鳥獣保護法のおかげで手が出せない！と感じている人もいるでしょう。
鳥獣保護法とは、正しくは鳥獣保護管理法といい、野生の鳥や動物を保護するための法律です。違反をすると、罰金100万円以下もしくは懲役1年以下という罰則がもうけられています。
工場の鳩を追い払うつもりでエアガンを使い、鳩を死なせたり傷つけたりすると、鳥獣保護法違反になってしまうのです。鳩による鳥害をこうむっていたとしても、法律違反には変わりありません。

工場の鳩をエアガン以外で追い出す方法

工場や倉庫に来る鳩に、エアガンは使えません。では、どのような対策を取るのが良いのでしょうか？
鳩を工場から追い出す方法として挙げられるのは、以下の3つです。

1. 専門業者に頼む…お金はかかりますが、本来の仕事の手をわずらわされることなく、早く確実に鳩を追い出すことができるので、結果的にはもっともコストがかからない方法といえます。
2. 防鳥ネットやワイヤーを張る…工場があまり広くなく天井も低いのなら、試してみる価値はありますが、作業に時間がかかる上に正しく設置しなければ効果がありません。
3. CDや磁石を使う…一時的には効果がありますが、慣れるとまた鳩がやってくる可能性が高いです。

いずれもエアガンより安全で、法律にも違反しない方法です。鳩による被害の大きさを考え、ベストな方法を選びましょう。

工場の鳩はエアガンよりプロに頼むのがおすすめ

工場の鳩をエアガンで追い出すのは、デメリットが多くリスクが高い方法です。
一刻も早く鳩の被害をなくしたいのなら、電話やメールですぐに相談に乗ってくれる専門業者に頼むのが一番！早く、より確実に鳩を駆除してもらいましょう。