【愛車が汚れる前に】車を守る鳥よけ対策とは?
【愛車が汚れる前に】車を守る鳥よけ対策とは?
この記事を読むための時間:3分
「洗車したばっかりなのに、ハトのフンで汚れてしまった…」
「買ったばかりの車がカラスにつつかれて、車に傷がついた!」
こんな苦い経験をお持ちの方は、多いのではないでしょうか?
この記事では、愛車を鳥被害から守るための対策をご紹介します。鳥被害でお困りの方、すぐに実践してみましょう!
愛車がひどいことに!なんで車に?
よりによって、なぜ車の上に…。
特に繰り返しフンを落とされたり、つっつかれるようであれば、それはもう偶然ではありません。
そこには鳥の習性が大いに関係しています。主な理由を、みていくことにしましょう。
自分の縄張りを荒らされないため
鳥が車にフンを落とすのは、自分の縄張りを荒らされないよう威嚇やマーキングをしているからです。
特に自分と似た色の黒色・灰色・白色の車は、外敵とみなしてフンを繰り返し落とします。
すでに繰り返し車にフンを落とされているようであれば、それは偶然ではなく狙われている可能性が高いので、被害をこれ以上拡大させないためにも早めに対策を投じる必要があります。
キラキラ光るものに反応する
鳥は車のガラスやミラーなどに自分の姿が映っていると、自分の姿だと認識できないので敵と勘違いして威嚇することがあります。
また車の色が同系統でなくても、窓ガラスやサイドミラー、ボディに映る「自分の姿」を別の鳥だと勘違いして攻撃してくる場合もあります。
それから、キラキラ光る水面のような乱反射は、鳥が生活に必要な水場を探す手がかりです。
ピカピカに磨きあげられた車のボディを、水場と思って近寄ってくることもあります。鳥が車をつっつくのは、磨き上げられた車のボディを水場だと勘違いしている可能性があります。
鳥の好む物質がある
車のワイパーをカラスにつつかれてちぎられたり、ステップ部分を集中的につつかれたという被害があります。
車を移動させても同じ場所が被害に合うようであれば、ワイパーやステップに鳥の好むなんらかの物質があると考えられます。
車を守る鳥よけ対策について
鳥のフンがついた車は見た目が悪くなったり、汚れや臭いに悩まされるというだけではありません。
鳥はエサを丸ごと消化できる強力な酸性やアルカリ性の消化液をもっています。その液がフンにも含まれているので、フンが車についたままだと車のボディを劣化させる原因になりかねません。
鳥のフンは、強力な酸性やアルカリ性を示す傾向にあります。フンが車についたまま放置しておくと、塗装を侵食する可能性があるだけでなく、塗装に穴が空いてしまう可能性もあります。
車カバーをかけよう
もっとも簡単で確実な鳥よけ対策は、車全体をカバーでおおってしまうことです。
車にフンがついたまま放置すると酸が塗装を侵食する可能性があるだけでなく、塗装に穴が空いてしまう可能性があります。
塗装はボディの板金のサビ止めを兼ねているので、塗装に穴が空いていると、そこからどんどんサビが広がって、ボディ全体をサビつかせてしまいます。
通常の車カバーでも問題ありませんが、最近では、鳥のフンをよけるための車カバーが売られています。
磁石を置いてみよう
鳥には、地磁気で方向を決める習性があります。この習性を逆手にとって強力な磁石を車につけて、その能力を狂わせることで鳥が寄ってこなくさせる方法です。2〜3m間隔で吊るして使うタイプなどがありますので、車の被害が多い場所に集中的に置いて様子をみてみましょう。
電力会社に電話をしてみよう
家の前や駐車の近くの電線に鳥が集まる場合は、要注意です。電線に鳥が止まらないよう電力会社に連絡をして工事をしてもらいましょう。
まとめ
家の周りや近くに鳥が集まっているようであれば、まずは鳥を近寄らせないための対策が必要になります。
ダミーの鳥をかざったり、鳥が嫌う臭いをつるしておくのも効果的です。
いずれの場合も、鳥よけ対策の効果がでるのは鳥が寄りつくようになって間もない頃で、その場所にそれほど執着していなかったからだと考えられています。
ですが、既に鳩が昼夜を問わず飛んで来たり巣作りを始めたりしている場合、自己流の鳥よけ対策では効果は期待できません。むしろ、時間が経つにつれ被害が拡大する恐れがあります。
愛車がひどくなる前に、車にカバーをかけたり、磁石をおくなどして効果的な対策を見つけましょう。
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