【鳥害対策】マンションのベランダの効果的な鳥よけ対策と注意点
【鳥害対策】マンションのベランダの効果的な鳥よけ対策と注意点
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「ハトが毎日ベランダにフンをして困る」
「カラスが毎日のように来て鳴くからうるさくて」
こういった鳥被害に頭を悩まされた方は、多いのではないでしょうか?
この記事では、マンションに多く見られるフンや騒音といった鳥害被害から守るための効果的な鳥よけの注意点と対策をお伝えします。
なぜ、マンションのベランダに鳥が集まる?
鳥害被害の対象としてよく言われるハトやカラス、スズメなどが、マンションのベランダに集まるのには、いくつか理由があります。
まず雨風がしのぎやすく、もともと住処にしていた環境と似ていることがあげられます。
また、マンションは外敵から身を守りやすく安全な場所であるため、鳥が飛べる高さである4階~10階までが鳥の好む階数と言われています。そして、ベランダは壁などで背面を気にする必要がないため天敵から身を守りやすいのです。
そして、植木鉢などが雑然と置かれていたりハトの糞が多く落ちていたり、日中人の気配がなかったり動くものがないと、鳥たちは、そこを「安心な場所」と認識します。
マンションのベランダに鳥を寄せつけないための注意点とは?
では、すでに鳥がやってくるベランダに、鳥を寄せつけなくする具体的な方法をご紹介します。
鳥を近寄らせない
鳥害を防ぐには、何よりも鳥を近寄らせないことが肝心です。鳥には帰巣本能があるため、一度巣を作られたり、フンをされると安心で居心地の良い場所と思われ、追い払うのが難しくなってしまいます。
ベランダに死角を作らない
また人気のないベランダは、鳥が巣を作る格好の場所です。例えば、植木鉢の裏や室外機の中、換気扇ダクトの中によく巣を作ります。鳥が入り込まないように隙間を塞いでおいたり、週に何回かでよいのでベランダをこまめにチェックしてください。
鳥よけグッズを活用する
それから、鳥を寄せつけないための鳥よけグッズを単体ではなく複数一緒に使用したり、ベランダに置くものは最低限にして掃除を徹底するよう心がけましょう。
ベランダの鳥よけ対策
鳥害忌避については、いろいろな商品や対策が試されています。手に入りやすく効果のあるものを見ていきましょう。
先のとがったもの
鳥は、ワイヤーや剣山のような先がとがったものが苦手です。ワイヤーを手すりに巻きつけたり、先のとがった鳥よけやがびょうを室外機の上に置くなどすると、鳥が止まったり巣を作ったりしなくなります。
忌避剤
鳥には嫌いな臭いがあります。スプレータイプやゼリータイプの忌避剤が売られていますので、鳥がよく止まる場所に置いておきます。
もしくは、鳥の嫌いな臭いであるミントやニコチン、漂白剤などでオリジナルのスプレーを作成するのも効果があります。
カラスやヘビなどの形をしたおもちゃ
鳥よけイーグルやビニールカラスを吊るしたり、鳥の天敵であるヘビのおもちゃを室外機の上や下などに置くと鳥が寄りつきにくくなります。ただし、カラスなどは賢いので、定期的に吊るす場所を変えて偽物だと気づかれないようにしましょう。
鳥ネット
物理的に鳥が侵入できなくなる鳥よけネットをかけることもおすすめです。最近では、透明のネットが販売されていますので景観が気になる方も安心してお使い頂けます。
まとめ
何よりも重要なのは、ベランダをスッキリと清潔に保ち鳥の好む環境を作らないということです。鳥の性質を利用し、視覚や聴覚にうったえるさまざまな鳥よけ対策があります。自分に合ったやり方を活用してみてください!