工場の鳥の巣を撤去するには許可が必要

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工場に集まってくる鳥が、気づいたら巣を作っていた…。早めに撤去したいけど、どこに持っていけば良い？もっとも確実な方法は？と、悩んでいませんか？
広くて天井が高い工場や倉庫には、鳥が集まりやすいですよね。
放っておくと巣を作り、深刻な糞害につながるのでできるだけ早めに対策しておきたいところです。
ところが、工場に入ってきた鳥を追い出すのとは違い、鳥の巣を撤去するのには自治体への申請が必要です。許可なしで鳥の巣を撤去すると、鳥獣保護法違反になり100万円以下の罰金が科せられるケースがあるので気をつけましょう。
この記事では、工場の鳥の巣を安全に撤去する方法を、主に2つに分けて解説します。
ぜひ参考にしてください。

工場の鳥の巣は早めに対策！主な方法2つ

工場の鳥の巣を撤去するには、2つの方法があります。専門業者に任せること・役所に相談して許可を得た上で処理することです。
順番に見ていきましょう。

専門業者に依頼する

結論として、もっとも安全な方法は鳥の駆除を行っている専門業者に依頼をすることです。一般家庭から工場や倉庫の鳥対策までうけおっている業者ならば、鳥の巣に関するノウハウもあります。自治体への申請なども一手に引き受けてくれるので、面倒な手間にわずらわされることもありません。
子育て中の鳥は攻撃性が強くなるため、巣を工場の外に出すこと自体が困難なケースもあります。
専門業者のスタッフなら、さまざまな鳥を相手にした経験を持っているので、すべてお任せすることができます。

自治体の役所に相談する

工場の鳥の巣を自力で撤去する場合、まず一番にしなければならないのは、自治体にある役所へ連絡をすることです。
「鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可申請書」をはじめ、被害状況の報告書や捕獲の計画書などが必要になります。
ちなみに、鳥の巣の中にある卵やヒナは、それぞれの自治体のルールに従って処理しなければなりません。
仕事の手を止めて、申請に必要な書類をそろえて許可が下りるのを待ち、さらに鳥の巣そのものを処理しなければならないことを考えると、あまりおすすめできない方法です。

鳥の巣を守る「鳥獣保護法とは」

冒頭でお伝えした「鳥獣保護法」は、野生の鳥や動物を捕獲したり傷つけたりする行為を禁じています。
その中には、鳥の巣の中にいる卵やヒナも含まれています。
つまり、卵やヒナがいる巣を工場から撤去すること・移動させることは違法になってしまうのです。
違反をすると100万円以下の罰金という厳しい法律ですから、たかが鳥の巣とはいえ、安易に対策をすることはおすすめできません。
鳥の巣駆除の専門業者は、鳥獣保護法に関しても熟知しています。素人判断で鳥の巣を撤去するよりも、やはりプロにお任せするのが確実で安全といえるのではないでしょうか。

工場の鳥の巣を撤去した後は自衛策も忘れずに

鳥の巣を片付けたからといって、安心することはできません。
鳥が巣を作るということは、そこが鳥にとって住みやすい場所であるということです。子育てができるほど安全な場所ということは、放っておくと再び営巣の被害にあってしまうかもしれません。
鳥の巣を撤去した後は、しっかり自衛をすることが大事です。

• 防鳥ネット
• 忌避剤
• スパイク

鳥が出入りしやすい場所や巣を作りやすい場所は、プロが一番よく知っています。専門業者に依頼をするなら、鳥の巣の撤去と同時に鳥よけ対策もお願いしておきましょう。

工場の鳥の巣は専門業者に相談！

動き回る鳥よりも、巣そのものを追い出す方がよほど簡単！と思ってしまいがちですが、鳥の巣は法律で守られている存在です。迷惑している上に、むやみに手を出して罰金を科せられるのは、絶対に避けたいですよね。
工場の鳥の巣は、専門業者に任せればすぐに解決します。面倒な手続きも手間もいらず、鳥の巣を安全に撤去してくれる業者にぜひ相談してください。