【あの会社が無料で電線の鳥害対策?】意外と知らない対策とは?
【あの会社が無料で電線の鳥害対策?】意外と知らない対策とは?
この記事を読むための時間:3分
「自宅の近くにある電柱や電線のせいで、玄関やベランダの手すりが鳥のフンまみれだ!」
「電線に止まっている鳥の無き声が、うるさくて…」
電線や電柱に止まる鳥の被害に、悩まされる方!鳥が電線や電柱に止まらないように無料で電線工事をしてくれる会社があることをご存知でしょうか?
私たちのとても身近にある電力会社やNTT、ケーブルテレビに連絡をすると、被害状況を聞いてすぐに対応してくれます。
この記事では、鳥よけ対策として無料で対応してくれる電線工事の内容や連絡の仕方をご紹介します。鳥よけ対策を少しでも減らしたいとお思いの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
無料でできる対策とは
電線・電柱の鳥よけ対策は、とても簡単!管轄の電力会社やNTTに電話をするだけです。
電線に黒くて丸いものや、先のとがったイガイガを取りつけてくれます。
黒くて丸いものは、鳥の大小によって異なりますが、鳥が止まろうとするとゆらゆら揺れて止まれなくなります。
また、先のとがったイガイガはプラスチック製で、鳥が電線に止まろうとしてもトゲトゲしているので嫌がって止まらなくなる効果があります。
電線によって電力会社、NTT、ケーブルテレビと線の持ち主が異なります。どこの電線なのか一般の人は見ただけでは区別がつかないので、ひとまず管轄の電力会社に連絡をしてみることをおすすめします。
鳥よけ対策工事の連絡方法
管轄の電力会社とのやりとりをスムーズに行うために、事前に電柱番号を確認しておきましょう。
電柱番号は、電柱ごとに割り当てられた固有の認識番号のことで、電柱の地上から2.5~3mの高さに取り付けられた四角いプレートに書かれています。
この番号を相手に伝えることで受けては場所を特定することができるので、迷わずに目的地に向かうことができます。
また電柱番号には、電力用とNTT用があります。電力用は7桁(数字3桁+カタカナ1桁+数字3桁)の番号、NTT用には「NTT」の文字が書かれているので分かりやすくなっています。
電柱番号が分かったら、電力会社やNTTに連絡をします。鳥被害で困っていることを伝えると、折返し工事会社から連絡がもらえる手配をしてくれます。
工事会社から連絡がきたら、確認した電柱番号を伝えます。調査の立ち会い日の調整をしたら終了です。電力会社によっては、メールで申し込み受付をしているところもありますので、ご注意下さい。
なお、工事担当者が調査に来た際、被害の様子を写した写メなどあると相手に確実に被害状況を伝えることができます。
調査が終了したら工事日が決まります。工事当日は不在でも問題ありません。
電柱の鳥よけ対策の注意点
対策工事ができるのは、自社で管理している電柱や電線のみ、そして申し込みのあった土地の範囲のみとなります。
また電線・電柱の鳥よけ工事をしてもらったからといって、鳥被害が「0」になるわけではありません。また、鳥がいなくなるのは、工事をした所から工事をしていない電線・電柱に鳥が移動しているからです。
こういったことから、工事をする際は、近隣と相談して決めることをおすすめします。
それから、電力会社やNTTが行ってくれるのは電線・電柱の鳥よけ対策のみです。ベランダの鳥被害に関しては、引き続き自分たちで対策を投じる必要があります。
まとめ
自宅の近くに電柱や電線があって鳥被害に頭を悩ませている方、あきらめる前にぜひ一度、電力会社やNTTに相談してみて下さい。
無料で対応してくれるだけでなく連絡後すぐに現地の確認にきてくれるます。
連絡をする際は、事前に状況を撮影した写真を用意して担当者に状況を伝えることをおすすめします。というのは、担当者は、状況を把握し、それに応じた的確な対応を考えてくれるからです。
1つ注意したいことは、工事をしたからといって鳥が全くいなくなるというわけではなりません。単に工事をしていない場所に移動しただけなので、工事を依頼する際は、周囲の状況や近隣の人々と相談して決めましょう。