気になる鳩の食事について
はじめに
みなさんこんにちは!
今回はハトの食事について書こうと思います!
私たちが公園や駅、お墓などでよく見かけるハトですが、彼らは一体何を食べて生きているのか。
気になったことはありませんか?
その疑問にお答えいたします!
しかし今回の目的は
『ハトにどんなご飯をあげたらいいのか』
ではなく
『ハトにご飯をあげないでください』
というものです。ハトにご飯をあげてしまうと様々な害になって返ってきます。
どうかそうならないためにもハトの食事について知り
ハトにご飯をあげたりハトのご飯になるものを落としたままにしたりしないようにしてください。
なぜハトがこんなに多いのか
公園…駅…駐車場…どこでも見るのがハト。そんなハトですがなぜこんなに多いのでしょうか?それには主に4つの理由があります。
1、卵を多く産む
ハトは3月から11月の間に卵を5つから7つも産みます。
その数の多さがハトがどんどん増える原因のひとつです。
2、食べ物が豊富
今回のテーマでもある食べ物!
ハトはなんでも食べるので水場があればどこでも生きていけます。
3、天敵が少ない
ハトの天敵はカラス、タカ、フクロウ、猫ですが、人間を気にせず近づいてくるハトにとって
天敵はほぼ猫くらいでしょう。
4、法律で守られている
ハトは鳥獣保護法で守られているため人間が捕まえたり傷つけたりすることができません。
そのためハトは人間への警戒心も薄いです。
人間の近くで逃げずに食べこぼしや分け前を待つことができますので、私たちが見る機会も多いです。
自然のハトの食事
私たちが公園や駅でよく見かけるハトですが
そもそも自然の中では何を好んで食べて生きているのでしょうか?
自然の中でもパンやおにぎりを食べているところはなかなか想像できませんね。
実はハトはとても目の良い動物です。
自然界のハトは木の上などから遠くの餌を探します。
そこで発見した私たちには見えないような小さな草などの種や、木の実、小さい虫、などを食べて生きています。
ハトは雑食で、なんでも食べます。どのような場所でも餌には困らないみたいですね!
さらに、ハトが生活する上で水の存在も欠かせません。
ですので川や水場のある場所の近くを好みます。そういうところには小さな虫も多いですからね!
人里に下りてきたハトの食事
自然で生きてきたハトは人間が住処を増やすにつれて人里で生きていくようになりました。
私たちがよく見かけるハトは何を食べて生きているのでしょうか?
私たちがよく見かけるハトの餌は人間が食べこぼしたパンやごはん、生ゴミでしょう。
他にも人間の嘔吐物なども見つけると食べてしまいます…。
決して衛生的なものではありませんね。
それ以外にも人間が栽培しているエンドウマメ、ムギ、アワ、ヒエ、麻の実、パンプキンシード、
ヒマワリの種、トウモロコシなどを餌にしているそうです。
先ほども書いたようにハトはとても目がいいです。
種をまくとどこからともなくハトが現れるそうですよ。
食べこぼしたものはそのままにしないようにしてくださいね!
消化の仕組み
公園にいるハトをよく観察していると、餌がない地面をつついていることがよくあります。
お腹が減っているのでしょうか?餌をあげたくなりますね。
しかしそこには別の目的があるのをあなたはご存知でしょうか?
鳥は口で食物を噛まないで飲み込みます。
飲み込んだ食べ物は、筋肉質で硬い胃の中に落ちていきます。
この時食べ物を消化するために飲み込んだ小石を使います。
その飲み込んだ石で、すりつぶして消化しているのです。
知っていましたか?
最後に
ハトの食生活がよくわかったと思います。
ここで伝えたいのはハトに餌をあげるためではありません。
ハトに餌を与えると害になって返ってくるということです。
ハトは餌を食べると糞をします。
その糞が人間の病気の元になったり、害虫の発生の元になります。
その他にも大事な車が汚れたり洗濯物が汚れたり…。
みなさん、周りの人のためにもハトを見かけても餌を与えるのはやめましょう。
ハトにとっても人間の住む様々な危険のある場所ではなく自然で生きるのが1番です。
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